上記の図は歯の断面図ですが、
外側にあるエナメル質は削っても痛みを感じないですが、象牙質は触れると痛みを感じます。
歯が健康な状態では象牙質はエナメル質に覆われていますが、
歯肉が下がったり、
歯の表面がすり減ったり、酸性の飲み物によって歯が溶けたりすると、象牙質がむき出しになります。そこに熱い物や冷たい物、歯ブラシの毛先が触れた際、痛みを感じます。
また、ホワイトニングでは薬剤を塗ることによって、エナメル質のさらに外側の歯のペリクル層という部分が剥がれ、エナメル質のミネラル分が失われます。健康な歯の方は大丈夫ですが、人によってはこの時、一時的に知覚過敏の症状が出ることがあります。
痛みが生じても24時間程で痛みがなくなりますので、それからホワイトニングを再開するようにしましょう。
ただ、もし24時間以上経っても痛みが消えないようであれば、歯の神経が炎症を起こしている可能性があるため、歯科医院で治療するようにしてください。