先日、アマゾンの創業者であるジェフ・ベゾス氏が宇宙に行ったことが話題になりましたので、今回は宇宙飛行士の歯についてのお話をしようと思います。
だいたいみなさんも想像していると思いますが、宇宙飛行士になるには歯が健康でなければいけません。
宇宙空間で着る宇宙服の中は気圧が低く設定されており、もしその中で虫歯などがあれば激しい痛みが起こるとのことです。
ちなみに日本人初の宇宙飛行士である毛利衛さんは、95年の宇宙飛行士の試験で親不知と虫歯を治療しないまま2次選抜を受けたところ『歯の治療を認める』として不合格になったそうです。
また、宇宙空間では歯が痛くなったら痛み止めを飲みますが、それでおさまらなければ歯を抜きます。
「削る」などの治療は破片が飛び散ることもあり、無重力空間では現状、そういった技術が無いとのことです。
近い将来には一般人も宇宙旅行に行けるようになるのでしょうか。その時のためにも、歯の健康には気を付けたいですね♪