「噛ミング30運動」皆さんご存知でしょうか?
「噛ミング30(カミングサンマル)」とは、一口30回以上噛むことを目標としたキャッチフレーズです。
普段噛む回数を意識したことはありますか?ほとんどの人は30回も噛んでいないかと思います。
しかし、よく噛むことは多くのメリットがあるのです!!
噛むことのメリット
- 早食いや食べ過ぎを防ぎ、食欲を抑制するホルモンが分泌されます。これによって少量でも満足感が得られ、肥満予防につながります。
- よく噛むことで細かく粉砕され唾液とよく混ざり、食べ物本来のおいしさがひきだせます。
- 歯ごたえのあるものを多く噛むと唾液が分泌され、少々歯磨きをしなくても汚れが自然に洗い流されていきます。歯ぐきの血流もよくなり、歯ぐきの病気予防にも。
- アゴがしっかりとして、歯並びも美しくなる。
- 舌や歯が刺激を受け、脳に血液がたくさん流れ、栄養分も送られるので脳の働きをよくする&ボケ防止につながる。
- よく噛むことでのどに詰まるなどの事故を防ぐ。
- たくさん唾液がでる。唾液にはがん細胞を抑えてくれるもの(酵素=こうそ)が含まれているので、がん予防になります。
- 胃や腸で消化しやすくなる。そのおかげで胃腸の調子がよくなります。
現代人は噛む回数が減っている
日本人の現代の食事時間は30分ほど、噛む回数は620回くらいとされているそうです。
一方で、弥生時代の食事時間は1時間ほど、噛む回数はなんと3900回!
当時から6分の1になってしまったのです。これは加工品や食事の欧米化が主な原因。
しかし、噛むことによって得られるメリットはとても多いです!ぜひ日常で噛む回数を意識してみてくださいね。